産官学の連携でインクルーシブなあそび場を実現！
恋ヶ浜クナイパーク
山口県下松市
コンセプト
恋ヶ浜クナイパーク（恋ヶ浜緑地公園）は、年齢や障害の有無、身体的特性にかかわらず、誰もが同じ空間で過ごし、あそびを共有できるインクルーシブな公園として整備されました。
本公園は事前に遊具体験会を行い利用者のニーズを把握。
市・地元の高等専門学校・建設コンサルタント・遊具メーカーが連携する産官学の枠組みのもとで計画を進め、多様な視点を設計に反映しました。
遊具エリアは、年齢や発達段階に応じたエリア構成とし、1～12歳までが体力に合わせて安心して遊べる、多種多様な遊具を設置しています。
また、境界を固定しすぎないことで、自然な交流と見守りが生まれる空間となっています。
あそび場全体には、ヒラメ・タコ・フグなど下松市にゆかりある海の仲間や、地元のキャラクターである「くだまるくん」などをモチーフとした意匠を散りばめました。
地域性を感じられるデザインで、子どもたちに親しまれるインクルーシブパークとなりました。
